キ ャ リ ア と ラ イ フ を 語 る「薬剤師ライター」の ブ ロ グ

起業って憧れるけど大変じゃない?バッグBrandを立ち上げたEmiさんのケース

 
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薬剤師ライターのKalooo(カルー)です!ヘルスケア領域の広告と広報で狭〜く、深〜くお仕事してまいりました。職種は戦略プランナーとコピーライターです。食べること、楽しくお酒を飲むことも大好き。横浜に長く住んでいて、ディープな横浜も知っているつもり!? でいます。

会社や組織に縛られない多様な働き方のひとつとて、「起業」や「副業」、「フリーランス」に注目が集まっています。得意なスキルを活かして副業に取り組む人も増えてきているようですね。でも、そうした人たちはまだまだ少数派。そこで、苦労がありつつも前向きにキャリアを切り開く起業家に「ホンネ」を聞いてみました。

今回は、伝統工芸を取り入れたバッグの企画・製造・販売で起業したEmiさんのケースをご紹介します。

Emiさんの起業の経緯

広告代理店の営業ウーマンとして、東京で働いていました

東京近郊の有名国立大学を卒業後、広告代理店の営業ウーマンとして活躍していたEmiさん。新しいものや楽しいこと、オシャレが大好きで、仕事もプライベートもまず行動!が信条。営業成績をどんどん伸ばし、気づけばチームを率いる存在になっていました。

ところが社会人生活も数年が過ぎたころ、なんとキャリアを中断して、バッグデザイン・製作を学びにイタリア フィレンツェへ。帰国後は、「いつかバッグブランドを立ち上げて起業する!」という夢を持ちつつも、また広告代理店の営業ウーマンに戻り、充実した日々を送っていました。

結婚を機に埼玉県本庄市へ、同時に起業家としての生活もスタート

ビジネスとしてのEmiさんの軸は、広告の企画営業。しかし、結婚後に移住した地は、かなりの田舎。都会暮らしに慣れていたEmiさんにとっては、思っていた以上にツラい日々だったそうです。新しい環境では、スキルや経験を活かせる仕事が見つからず、試行錯誤の日々が続いていました。

そんな時に目にしたのが、地域の広報誌に掲載されていた「創業スクール」受講生募集の記事。その内容にピンと来た!のだそうです。

「やりたい仕事が見つからないのなら、自分で創ろう。バッグブランドを立ち上げて、起業しよう!」

と、一念発起。バッグ製作の腕を磨くだけでなく、事業計画書の作成、起業に必要な手続き、専門知識・ノウハウを創業スクールで学び、起業に向けて急ピッチでその歩みを進めていきました。

創業スクール選手権で大賞受賞! ビジネスにも拍車

創業スクールでの学びと並行して、「アトリエDEMETAN」として起業。 2016年には、なんと全国の創業スクール受講生が作成したビジネスプランを表彰する中小企業庁主催の「第2回全国創業スクール選手権」で大賞(経済産業大臣賞)を受賞しました!

メディアでの露出も多くなり、並行してビジネスの方も大きく飛躍することに。さらに、第一子となる女の子を出産。一気に生活があわただしくなったといいます。

Emiさんのブランドと作品

Emiさんのバッグは、2つのブランドで展開しています。主にレザーを使用した洗練された都会派ブランドの「echumichu(エチュミチュ)」。

そして、もうひとつは、伝統工芸織物とレザーとを組み合わせて、日本だけでなく世界にも評価されるモダンなバッグを創る目的で立ち上げた「eredita(エレディータ)」です。

Emiさんのブランドサイトはこちら

ereditaは、創業スクールで地域に根付いたビジネスを学んだことがきっかけとなり、誕生したブランドだとのこと。埼玉県本庄市の伝統工芸「本庄絣」に出会ったことで、地元の伝統工芸を守っていきたいという想いが強まったのだそうです。

洗練された都会派ブランドの「echumichu(エチュミチュ)」

シンプルでビジネスシーンに合う雰囲気のブランドです。広告代理店ウーマンとして数々の商談を経験したEmiさんだからこそのこだわりや、使いやすさが随所に反映されています。

こちらは、機能性とオシャレを両立させたビジネスウーマン向けバッグ。定期券、名刺入れ、スマホ、USB、社員証、ちょっとしたお菓子(笑)など、細々とした荷物が増えがちな女性が使いやすいよう、絶妙な位置にポケットが配置されています。

伝統工芸を取り入れたエレガントな「eredita(エレディータ)」

デザイナーAkira Fujimoto氏とコラボレーションした「TORICAGO」シリーズ。 季節・服装・気分に合わせて袋を交換できる着せ替えバッグです。その名の通り、鳥籠をデザインモチーフとしています

内袋に本庄絣や桐生刺繍などの伝統工芸を取り入れた、和服にも合いそうなバッグです。

渋めなカラーのTORICAGOもあります!

Emiさんの仕事に対する想い

ふつうならくじけてしまってもおかしくない状況でも「雨ニモマケエズ、風ニモマケズ」、とにかく前に進む――。Emiさんはそんな方。とにかく熱い!熱いです!

「女性の社会進出や出産後の社会復帰が進みつつある今でも、家庭との両立は難しく、働くことを諦めてしまう女性が多いのが現状です。起業という選択肢を含め、女性の数だけ、働き方の多様性があってもいいと思うんです。

私はビジネスウーマンであることを諦めません。今後は事業と育児を両立しながら、生産体制の確立や販路拡大について検討し、バッグをより多くの人に知ってもらい、世界に誇れる本庄発信のブランドにしたいと思っています」

起業や副業の現状は?

中小企業省の「小規模企業白書(2019年版)」によると、起業希望者数、起業準備者数、起業家数ともに2007年以降減少。一方で、女性の起業家はまだ数は少ないものの、増加傾向にあります。起業が難しい理由としては「知識・能力に自信がない」「出産・育児のため」が上位でした。

一方、副業として事業を行う人は年々増加しており、2017年の副業者数は全有業者の3.5%、2012年から2017年にかけては21.6%増加したとのことです(詳細はこちら)。

「働き方改革」や行政による副業推進の動きもあり、起業やフリーランスという言葉をメディアで良く見かけるようになりましたが、まだまだ少数派。「起業したい」と思うことと、「実際にやってみる」までには、スキルや行動力、資金面などたくさんのハードルがあることも伺えます

それでも前に進む人たちを応援する創業スクールや、国や地方自治体が用意す補助金や助成金の選択肢も充実してきました。


私はこれで生きていく!」という熱い思い、そして現実的な事業計画を持って突き進むEmiさんを、Kaloooは応援しています!

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